忘れられない旧友の笑顔

3年前、高校の同級生の男の子が胆のう癌で入院しているという話を耳にし、友人数人でお見舞いに行きました。家が近所だったこともあり、比較的仲が良かった男の子でした。異性ということもありましたのでさすがに卒業して数年後には付き合いはなくなりましたが、実は高校生の時にその子の家の犬が子供を産み、一匹分けていただいたという経緯があります。その犬は今も生きています。そんなわけで、私とは少なからず縁のある同級生でした。まだ30代というのに胆のう癌になるなんてとてもショックでした。本人も知っているということなので、一体どんな顔をして何を話せば良いのかも分かりません。お見舞いに行くことになったのは、友人の一人にお母様から電話があったからです。是非お見舞いに来てほしいとのことだったようです。今考えると、きっと余命いくばくもないとお母様も聞いていたのでしょう。病室に入るとただでさえ細かった体が更に細くなった旧友がそこにいました。それでも元気に笑って私たちを歓迎してくれました。今でもその笑顔が忘れられません。

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